悠久の刻のなかで

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「悠久の刻のなかで」は、「交易路ライゼン」で開催されるリレー小説です。

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「悠久の刻のなかで」インデックス

オリジナル版『悠久の刻のなかで』(継続中)
[001〜020] [021〜040] [041〜060] [061〜080] [081〜100]
[101〜120] [121〜140] [141〜160] [161〜180] [181〜200]
[201〜220] [221〜240] [241〜260] [261〜280] [281〜300]

編集版『悠久の刻のなかで・第一部』(全22頁)
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第141話〜第160話

■[NAG]
[続41話 浄化]
‥‥そして光が膨れ上がる。亀の周りに無数の光の玉が現れた。
「これは‥」
「太古より縛られ続けた魂が浄化されて行くのだ」
「‥そうか」
光の玉達は海上に向かいふらふらと浮上してゆく。
「そんじゃ、いこうぜ」
「うむ、では変形を解くぞ」
「よし、亀再発進!とっとと行くぞ」
「して黒龍よ、お前を呼び寄せたのは他でもない」
オロチはシルエラの側を離れ黒龍に歩み寄る。手には槍が握られたままだ。
「は、何か御座いましたか」
「うむ、ついに場所が判った」

■[ヨシオ]
[続42話 封印の神器]
「場所…まさか、司馬の封印された場所ですか!?」
「うむ…見つけるのに中々骨を折ったがな…。奴と同時に封印された神器は、我等にとって最大の宝…この世に再び竜人族の支配を蘇らせる最後の切り札。黒龍よ、シルエラ姫をここへ。いまこそ、封印を解くときだ!」
「はっ!」
オロチの言葉と同時に、黒龍の姿は音も無く消えていた。

■[クルセイド]
[第43話 虚無の神器]
…そこに神器はなかった。長い年月の為か、封印はすでに解かれていた。もちろん彼の姿も無い。

■[ヨシオ]
[続44話 記憶の断片]
「ぬう…まさか、自力で封印を破るとは…。」
司馬が封印されていたと思われる祭壇を前に、黒龍は舌打ちした。黒龍に半強制的にここへ連れて来られたシルエラは、一体何のことだかさっぱり解っていない。
「このようなところへ連れて来て、一体私をどうしようと言うのです?」
依然、彼女の表情は厳しく、きつい口調で黒龍を問いただす。黒流は、半ば驚いた様子で彼女を見た。
「…まさか、本当に何も覚えておらぬのか?思い出せぬのか?」
黒龍は、司馬封印の地に来て尚何の反応も示さないシルエラに驚きを隠せなかった。
「…何を思い出せと言うのです?」
凛とした声が洞窟内に響き渡る。少しの静寂をおいて、黒龍が語り始めた。
「かつて貴女はここに、司馬と呼ばれる者を封印したのですよ…神器の力を持って。」

■[ライゼン]
[続45話 潜入]
その頃、ついに竜宮の門のまえへとやってきた亀の前に、青い鎧姿の青龍がたちふさがる。
亀は圭一と分離し、人型の姿をとった。
白いひげをたくわえた翁といった感じだ。
「久しぶりじゃの、青龍よ。竜宮の守りの任、忘れたわけでもあるまい。今やヤマタノオロチの飼い犬に成り下がったか」
青龍は突然、頭をおさえて苦しみだした。
「・・ううっ・」
「今じゃ、圭一よ。わしがこやつを抑えておるゆえ、そこな門より入ってシルエラ姫様を助け出してまいれ」
「サンキュー」
圭一は脱兎のごとく竜宮内へと駆け出した。

■[ヨシオ]
[続46話 四神]
「…身体…動かぬ。玄武…貴様、何した?」
「さて、何かのう?」
玄武に何かされたのか、青龍の動きが完全に止まってしまった。始めは訳が解らない様子だった青龍だが、やがて何かに気付いたか、はっとして目線を玄武に向けた。
「言霊…!」
「お見事。儂の言霊は、脳髄まで響き渡るじゃろう?」
玄武は、得意気にからからと笑ってみせる。
「貴様、私にこんなこと…朱雀、白虎、黙っていないぞ。」
「ほう…あやつらもオロチの手先と成り果てたか。…ぬん!」
「ぐわっ!?」
青龍の言葉を聞いた玄武が力を込めると、青龍の身体が一瞬跳ね、そのまま彼女は気絶してしまった。

■[軍師T]
[続47話 油断ならぬ者・・その名はオロチ]
俺は青い鎧の女の相手を亀に任せ、竜宮の回廊を駆け進んだ。いくつもの扉や分れ道があったが、まっすぐ正面の扉のみを次々と開けていく。そしてついに一際豪華な扉の前に来た。
左右の柱には色とりどりの珊瑚をあしらえ、扉そのものにはなんと金箔を押し、様々な龍の絵柄が描かれている。こんな時でなければ本職(トレジャーハンター)の腕を発揮して持ち帰っていただろう。
俺は剣を掴むと扉を蹴破った。
「・・・乱暴なことをする・・・」
扉の向こうには一人の男がこれも豪華な椅子に座っていた。片手で軽く顎をさすり、もう片方の手には長い槍を玩んでいる。
その男は中国の遺跡で見たことのあるような煌びやかな衣装に身を包んでいた。服のあちらこちらには様々な色をした蛇が刺繍されている。
「招かれざる客人よ。私の名はオロチ。以後お見知りお気を」
そう言って、男はわざとらしく手を差し伸べると冷たい笑いを浮かべた。
「さて、如何なる用件で参られたのですかな?」

■[ヨシオ]
[続48話 挑戦]
「決まってるだろ…シルエラを返せ!」
「どうぞ御自由に…黒龍!」
オロチが指を鳴らすと、奥の部屋から黒龍に連れられてシルエラの姿が見えた。
「シル…ぐわっ!?」
俺がシルエラに駆け寄ろうとした瞬間、身体中を激痛が襲った。何とかして顔を上げると、オロチが愉快そうに俺を見下ろしている。
「姫は返そう…だが、その前に貴方の力を見せて頂きたい。シルバーエンペラーを使役し、シルエラ姫を魅了した貴方の力…いざ、拝見致す。」
静かに呟くと、オロチは椅子から飛び降り、次の瞬間には俺の目の前に現れていた。

■[ライゼン]
[続49話 オロチ]
ドガッ!
身構えるよりもはやくオロチのけりが、俺の腹部に炸裂する。
「ぐお」
壁に叩きつけられ床にもんどりうった。
「ははは、貴方はその程度なのですか。片腹いたい」
「く、くそ・・」
顔をあげると、もう、そこにはオロチの姿はなかった。
(どこだ?)

■[軍師T]
[続50話 姫の御前で無様はさらせんのさ]
突然後ろから襟をつかまれて俺の体は宙に浮いた。
「ぐぅ」
首を廻らすと右手一本で俺の体を持ち上げるオロチの姿があった。俺は必死に剣を振ろうとするが、腕がなにかに絡まって動かない。
見ると、オロチの服の袖口から虹色に輝く一匹の大きな蛇が顔を出し、俺の体に巻きついている。
「・・・お笑い種、というやつだな。佐久間圭一よ。本当にそんな力で姫を守れるのか? それとも力を出し惜しみしているのか」
蛇の締め付けが一層強くなる。みしり・・・と体が軋む。
「くそっ・・・」
意識が朦朧としてくる。
視界の端にチラリとシルエラが写る。薬でも盛られているのか、その瞳は虚ろに俺を眺めている。
「おやおや、ここまでのようだな。あわれ王子様は姫君の前にて力尽き、堕つ。御伽噺のように上手くはいかんなぁ」
オロチの人を馬鹿にしたような笑い。
「・・・なめるなよ」
俺は辛うじて動く左手の手首を捻り、ポケットから以前黒衣の男と対峙した時に拾った手裏剣を取り出した。
「ヒロインの前だと・・・ヒーローは燃えるのさ!」
そして手裏剣を握り締めると思いきり蛇に突き刺した。

■[NAG]
[続51話 ヒーロー]
少し蛇の締め付けが緩んだ。俺は手裏剣に力を込めバッサリと切り裂いた。蛇は力を失い、オロチの袖口にシュルシュルと戻ってゆく。
「それでヒーロー様は一体どうするつもりなのかな」
オロチはまだ馬鹿にした笑みを浮かべたままだ。
「こうするのさ」
俺は手にしている手裏剣をオロチの顔めがけて投げると同時に走り出した。
オロチが手裏剣を顔を動かすだけでかわす間に、俺は剣を握りなおして詰めよる。そして胴を払うように切りかかった。それは簡単にかわされたが、俺はそのまま走り過ぎる。目の前には焦がれていたシルエラが。
「シルエラを離しやがれ!」
俺は剣を上段に構え黒龍に切りかかった。黒龍はシルエラを抱え後ろに下がってかわす。
「黒龍」
その時オロチの声が飛ぶ。
俺は切っ先を黒龍に向けた所で振りを止め、柄の一部を捻った。
「うぐっ」
発射された剣刃が黒龍の胸元に刺さっている。
俺は、黒龍の手を離れたシルエラを抱え、開いている通路に入っていった。
「オロチ様よろしいので?」
「かまわん。司馬めは必ず再びシルエラを手に入れようとするはずだ。奴らには囮になってもらう」

■[ヨシオ]
[続52話 地下室]
長い通路を走る途中、俺は通路の脇に扉があるのを発見し、そこに逃げ込んだ。部屋の中のは都合のいいことに地下室への入り口があったので(しかも目立たない)、一先ずそこに隠れることにした。
「シルエラ、大丈夫か?シルエラ!」
「…はい?」
俺は何度も彼女の身体を揺さ振り、声をかけてみるが、彼女の反応は依然はっきりしない。
「…くそ、厄介な薬盛りやがって!」
このままじゃいずれ見付かっっちまう…っ、どうすればいいんだ?俺がそう思った瞬間、突然遥か遠くの方で爆音が鳴り響いた。

■[鹿]
[遼来々!]
「・・・まずいな。ここから離れたほうが・・・」
俺はシルエラを背負うと部屋を飛び出し遁走した。が、追っ手は迫ってきている。ん?ちがう?奴らは俺に対して意識を向けてない。さっきの爆発はいったい?・・あれは黒龍?だれかと戦っているようだ。
「おのれぇーい!この死にそこないめが!」
「その程度か?がっかりだな!」
黒龍は苦戦しているようだ!チャンスだ!今なら逃げられる。
「見つけたぞ!佐久間!黒龍とやら、貴様はこれまでだ!竜を封じる業を見せてやろう!青龍岩斬破!!」
「主人よ・・申し訳ござらぬ」
「出やがったな張遼」

■[軍師T]
[続54話 望まぬ再開]
突然壁を突き破って現れたのは以前対峙した事のある鬼人族の戦士、張遼だった。
張遼は巨大な青龍刀を右手に持ち、重そうな鎧を軽々と着こなしている。
「あまり驚かんな、佐久間圭一」
そう、たしかに俺は以前張遼が操るブラックデーモンロボをS・Eの螺旋で破壊した。あの時、確かにコクピットを貫いたはずだ、生きているはずが無いのだ。だが・・・
「ああ。あの時、妖鬼帝国で感じた殺気で判ってた。お前が生きていたってな」
「そうか、ならば話は早い。鬼人族最強の戦士たるこのわしが司馬なんぞに助けられ、死んだふりなぞという真似をしてまで生き恥をさらしている理由は只一つ。貴様を倒す為だ」
俺はシルエラを後ろに庇いながら柄だけになった超合金製の剣を構える。
「何故俺を狙う?」
「ただ最強を求めるのみよ! だが、忠告してやろう、司馬はそのシルエラと言う女を手に入れる為に邪魔なお前を殺そうと、わしを差し向けた。・・・では佐久間よ、いざ勝負なり!」
「・・・残念ながらそんな暇は無いんだよ!」
俺は柄の底部のスイッチを押すと、張遼目掛けてをれを投げつけた。

■[ヨシオ]
[続55話 逃走]
「ぬぅっ!?」
狭い通路が煙に包まれる。俺が剣の柄に仕込んでおいた仕掛けのせいだ。
「準備はしておけ…ってね。さぁ、逃げるぞ、シルエラ!」
俺はシルエラを抱えたまま、通路の更に奥を目指して再び走り始めた。
「ぬぅ…臆したか、佐久間!」
背後で張遼の声がするが、俺は構わずにひたすら走り続ける。しかし、走れども走れども通路の終わりは見えない。俺は段々と苛立ちを覚え始めていた。
「くそったれ…、どっかに抜け道はねえのか!?」

■[NAG]
[続56話 行き着く先は]
そう思いながらも走りつづけるとそれまで大人しくしていたシルエラが声をあげた。
「こーち、こーち」
腰に抱えられたまま、彼女は顔と片手を上げ横の壁を指し示している。と、壁だった筈のそこに通路が現れている。こ
んな脇道、先程まで無かった筈だ。
「これお前が出したのか?」
シルエラを見下ろすが返事は無い。彼女は通路の先をじっと見詰めている。
「よし、行ってみるか」
俺はシルエラを両手で抱え直し、先が見通せないその通路に足を進めた。
懐から取り出した小型のライトで照らしながら、細く曲がりくねる通路を進む。小走りに進んでいる為、幾度も壁にぶつかる。
やっとの事で通路を抜けた先には見覚えが有った。だが、以前より対峙する人物が二人増えている。
「あら、やっとご到着のようですわね。では玄武、最後に今一度お聞きしましょう。オロチに手を貸すつもりはやはり無いのですか」
その内の派手な赤い服を着た女の方が亀の爺と会話している。
「無論じゃ、あやつに着くお主らの方がどうかしておる」

■[ライゼン]
[続57話 四聖獣]
玄武の言葉に赤い服を来た女が答える。
「仕方ないですわね。玄武、貴方ももうろくされてしまったようですわね。オホホ。悠久の四聖獣の名が地に落ちるという事です。白虎、玄武の言霊を封じなさい。」

■[軍師T]
[続58話 玄武苦戦し、敗北を悟る]
赤い服の女の言葉に、その後ろに控えていた大男がのそりと抜身の刀を構える。異常に歪曲した刀を構えたその男、異形であった。身長は2メートルをはるかに超え、身に付けた白い毛皮の下から鋼のような赤銅色の肌が覗いている。髪も眉も白いが、老齢と言うわけではない。
この男が白虎か。と言う事はあの赤い服の女はおそらく朱雀。まいった、伝説の四聖獣が勢揃いというわけだ。
「了解。これより玄武の言霊を封じる」
白虎は呟くと刀を振りかぶった。
ブンッ!
すさまじい風斬音。
白虎が青龍の前の空間をその刀で切り裂いたのだ。
(なんのつもりだ?)
俺が考えている目の前で、亀ががくりと膝をつく。
「うぐぅ・・・、まさか言霊を切り裂くとは・・・もしやその刀は、名刀『闇山』か?」
「解答。いかにも、『螺旋』、『細雪』と並ぶ三族の刀の一振り」
亀は俺に目配せすると膝をついた。
「これで三対一じゃな。すまんが圭一、どうやら勝てそうにないわい。どうする?」

■[ヨシオ]
[続59話 失われし力の奔流]
「ち…これだからジジイは困るんだよ。すぐにあきらめやがってよぉ。」
俺はシルエラを脇に下ろすと、『あ〜あ、しょうがねぇ』と言った感じで亀と青龍達の間に入って行った。目の前で白虎と青龍が俺を睨み付けている。…が、動こうとはしない。朱雀と思しき女に至っては、俺のことを気にも止めず、そっぽを向いてあくびをしている。…ちょっとムカついたぞ。
「さて…俺は今、非常に気分が悪い。まとめてかかって来い、1分で終わらせてやる。」
何故、俺がこんな大胆な発言をしたのか、自分でも解らなかった。だが俺は感じていた。俺の身体に、かつて曹操と戦った時の強大な力が蘇りつつあることを…。

■[ライゼン]
[続60話 圭一諭される]
「おおおお!」
「圭一よ、無駄なことをするもんじゃないぞ。ここはワシに任せておぬしは、さっさと逃げるんじゃ」
「なんだと〜。じじいっ、諦めるんじゃねえ。こんなヤツらこうだっ」
俺は超合金製の刀を振り上げてじじいの前に立っている白いヤツに向かっていった。
ドコン。
身長2mはある大男から繰り出される巨大な刀に俺の刀は、はじかれて空中に舞った。
「いってえ」
俺は二転三転して地面に転がった。
「それ見たことか。年配の者の言うことは聞くもんじゃぞ、お主の力なんぞ傍らのシルエラ姫をスピーカにして引き出されておるだけじゃい。過信は禁物じゃ」
女を守りきれなくなるぞ・・と、更に続けようとしたじじいの口を、右手で抑えて俺は立ち上がった。

「悠久の刻のなかで」インデックス

オリジナル版『悠久の刻のなかで』(継続中)
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編集版『悠久の刻のなかで・第一部』(全22頁)
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Kakurega Novel Ver.20060310
Written By 神剣士の隠れ家

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