悠久の刻のなかで

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「悠久の刻のなかで」は、「交易路ライゼン」で開催されるリレー小説です。

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「悠久の刻のなかで」インデックス

オリジナル版『悠久の刻のなかで』(継続中)
[001〜020] [021〜040] [041〜060] [061〜080] [081〜100]
[101〜120] [121〜140] [141〜160] [161〜180] [181〜200]
[201〜220] [221〜240] [241〜260] [261〜280] [281〜300]

編集版『悠久の刻のなかで・第一部』(全22頁)
[01頁] [02頁] [03頁] [04頁] [05頁] [06頁] [07頁] [08頁] [09頁] [10頁] [11頁]
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04/22 頁

『銀の大帝《シルバーエンペラー》』の刀と白龍の操るロボットの剣が激しくぶつかり、火花を散らす。

「くくく…どうした? 至宝の力はこの程度か?」

白龍が吼える。圧倒的な力の差に、『銀の大帝《シルバーエンペラー》』の繰り出した刀は弾かれ、機体がギシギシと軋む。

「く…強え!」

思わず俺が呟いた瞬間、白龍はこちらの刀を完全に弾き飛ばし、体当たりを繰り出す。衝撃と共に『銀の大帝《シルバーエンペラー》』は地面を滑り、壁に激突する。

「ぐはっ!?」

[大丈夫か、圭一。]

『銀の大帝《シルバーエンペラー》』の声が響く。

「…なんとかな。」

俺は頭を振りながら答えた。だが、その声に力がこもっていないことは俺自身はっきりと理解していた。くそ…このままでは…!

[このままでは奴には勝てぬ…圭一よ、我が力を解放するのだ。]

「力を…解放?」

俺が怪訝な顔で問い返した瞬間、目の前に二つの水晶が現れた。

[いざ、我が力を解放せよ!]

俺が『銀の大帝《シルバーエンペラー》』の呼び掛けに応え、水晶に手を触れた瞬間、俺は眩いばかりの光に包まれた。その時、『銀の大帝《シルバーエンペラー》』の頭部が割れ、中から人のような顔が現れた。そして…『銀の大帝《シルバーエンペラー》』が吼える。

[我、龍族と鬼族の力を司る存在なり!]

「ぬかすか!」

白龍の操るロボットが剣を上段に構えながら吼える。

「我等龍族を裏切り、秘宝を盗み出した鬼族の末裔が…我等の秘宝を使いこなせる筈が無い!」

白龍は一気に剣を振り下ろしてくる。…だが、『銀の大帝《シルバーエンペラー》』は素手でそれを弾いた。

「俺が鬼族の末裔だと…? 違う、俺は…俺はぁ!」

俺は吼えた。それは、単に白龍の言葉を否定するためだけではなかった。俺は、『銀の大帝《シルバーエンペラー》』の放つ強大な力に我を失いかけ、必死でそれを抑えていた。

「あんたなら…判るだろう? この…『銀の大帝《シルバーエンペラー》』の力の凄まじさが。だったら…だったら、今すぐ退いてくれぇ…!」

「何を愚かな…我は戦士だ。戦士が、敵に背を向けて逃げる筈がなかろう!」

白龍は俺の言葉に一喝すると、改めて剣を構え、切りかかって来た。もう…止められない!

「くそぉっ、なんて力だ…。これが、鬼族の力なのか…駄目だ、力が抑え切れねえ!」

[汝は鬼族と龍族の末裔…そしてまた、我も…。]

『銀の大帝《シルバーエンペラー》』の声が頭に響き、消えた。同時に、遂に抑え切れなくなった力の奔流は俺の制御から脱し、全てを白い閃光が覆った。

「ば、馬鹿なっ! 我等はまだ、太古の戒めから逃れられぬというのか! うおおぉぉぉっ!?」

白龍の断末魔が、遠くの方で聞こえた気がした。だが、持てる力の全てを使い切った俺は、そのまま眠るように気を失っていた。

「悠久の刻のなかで」インデックス

オリジナル版『悠久の刻のなかで』(継続中)
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編集版『悠久の刻のなかで・第一部』(全22頁)
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Kakurega Novel Ver.20060310
Written By 神剣士の隠れ家

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