これまでのチュンソフトサウンドノベルシリーズは、
「金のしおり」こそがゲームの最終到達点であり、完全クリアの証でした。
ところが…
今作『かまいたちの夜２』では、「金のしおり」達成以降に、
最凶にして最悪の隠し要素が出現します。
それこそが「電波の世界」。
（私が勝手に命名しました）
毒々しいメッセージと共に現れる意味不明極まりない数々のメッセージ…
どう考えても毒電波に支配されたとしか思えないメッセージ…
メッセージを見ることは容易です。
しかし、私はこれを見ることはお勧めしません。
何故か？
これを見た瞬間にあなたは、
多大な「やり切れなさ」と「嫌悪感」に包まれるかもしれないからです。
もう一度言います。
私は、このメッセージを見ることはお勧めしません。
既に「金のしおり」を達成しが、まだゲームを続けようと言うあなた。
悪いことは言いません。
「金のしおり」が出ている全てのセーブデータを削除してから、
改めて始めるようにして下さい。
それこそが、この「電波の世界」を回避する唯一の手段です。。。
これだけ言ってもまだ「電波の世界」をご覧になりたいというあなたは、
そのままゲームをプレイし続けて下さい。
わらべ唄篇、陰陽篇、底蟲村篇…あらゆるシナリオのどこかで、「ソレ」は訪れます。
ただし、「ソレ」に遭遇した時には、
絶対に目を背けないで下さい。
絶対に耳を塞がないで下さい。
絶対にテレビの音量を下げないで下さい。
絶対に…テレビを消さないで下さい。
最後まで「ソレ」を見、聞き続けること…
それが「電波の世界」を見ようとしたあなたへの、
最後の試練なのですから…………
ちなみに「電波文」は、ゲーム中で計4回発生します。
（「電波文」の種類も4種類あります）
ゲーム中いたるところに発生箇所が仕込まれており、ゲームの進行が発生箇所に差し掛かると、一時的に画面と文章の両方がバグり、そこで選択肢が4つ表示されます。
この選択肢にはまったく意味が無くどれを選んでも同じで、4種類の「電波文」のうちのどれかが、ランダムで表示されます。
（一度表示された「電波文」は、以後表示されません）
4つの「電波文」を見ると「電波の世界」は完了で、以後は「電波文」は一切登場しません。
いつでも「電波の世界」を見れる様にしておきたいという人は、「金のしおり」出現直後のセーブデータを別に保存しておくことをお勧めします。
尚、「電波文」を見終えた後は、中断したところからゲームが再開されます。
（「電波文」に関する文章は一切無く、何事も無かったかのように…です）
見た後には何も無く、ただ嫌〜な感覚だけが残るこの「電波文」。
本当、「最凶にして最悪の隠し要素」と呼ぶに相応しい隠し要素ですね……。
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